今回はコーディングしたWEBサイトをインターネット上に公開する方法を紹介します。
さっそくですが、公開までの流れは次のとおりです。
- インターネット上にWEBサーバーを用意する
- ドメインを契約してWEBサーバーに紐付ける
- WEBサーバーにコーディングしたファイルをアップ(ファイルコピー)する
以上の2ステップでインターネット上に公開できます。
次に詳しく説明しますね。
WEBサーバーを用意する方法
WEBサーバーとは、かんたんに言うとPCやスマホのWEBブラウザからアクセスがあった際に、htmlファイルなどのファイルを提供する役割があります。
つまりこんなイメージ。
このWEBサーバーはレンタルサーバーを利用するのが一般的です。
※まれに自前で社内などに設置しているWEBサーバーを利用する場合もある
レンタルサーバーの選び方
レンタルサーバーは様々なサービスがありどれを選んだら良いか迷うかもしれません。
そこで私がレンタルサーバーを選ぶ際のポイントを紹介します。
ちなみにポイントは1つ。
→アクセス数が月間数万PVあるWEBサイトと同じものを使用する
理由は単純で、アクセス数が多いWEBサイトが問題なく稼働できているレンタルサーバーを使用すれば間違いないからです。
他のWEBサイトが使用しているサーバーは「SEOチェキ」というサイトを利用して、ある程度調べることができます。
とは言っても、慣れていないと調べるのは大変かと思います。
なので、ここでは私のおすすめのレンタルサーバーを紹介します。
おすすめのレンタルサーバー
おすすめは、xserver(エックスサーバー)です。
プランについてですが、一般的なWEBサイトであればX10プランで十分です。
ドメインを契約して紐付ける方法
ドメインとは、よく見かける「google.co.jp」とか「apple.com」などの文字列のことです。
ドメイン名は「既に他の誰かが契約している文字列」の場合、契約(取得)することができません。
そして、ドメインもレンタルサーバーと同じくお金を払って契約する必要があります。
おすすめのドメイン会社はこちら→ドメイン総合サービス【VALUE-DOMAIN】
※ドメインは種類(.comや.info等)によって料金が異なります。
ドメインとサーバーを紐付ける方法ですが、次の手順で紐付けることができます。
- ドメインを取得する
- ドメインの管理画面でネームサーバーの設定を行う
- サーバーの管理画面で取得したドメインを追加設定する
サーバーとドメインの詳細については次回詳しくお伝えしたいと思います。
ドメインを紐付けることで、WEBブラウザでhttp://●●.comなど取得したドメイン名にアクセスすると、WEBサーバーにアップしたhtmlファイルが閲覧できるようになります。
ここで気づいた方もいるかも知れませんが、ドメイン名は短いほうがよいです。色んな意味で。
ファイルをWEBサーバーにアップする方法
レンタルサーバーに申し込みが完了すると、管理画面へのログイン情報やFTPのアクセス情報がメールで送付されてきます。
そこに記載されているFTPのアカウント情報を使用することで、WEBサーバーにhtmlファイル等をアップすることができます。
FTPとはPCとサーバー間などでファイルのやり取りを行う通信の仕組みのことです。
FTPを利用するにはFTPソフト(ツール)を使用する必要があります。
例えば、無料で利用できるものだとFFFTP、WinSCP、FileZilla、
有料のものだとAdobeのDreamWeaverなどがあります。
僕はAdobe製品を多用するため、DreamWeaverを使用しています。
FTPツールで必要になる設定&情報
FTPツールを使用する場合、次の設定が必要になります。
- FTPサーバー名(FTPホスト名)
- FTPユーザー名
- FTPパスワード
- ルートディレクトリ(htmlファイルなどの置き場所 ※無くてもよい場合がある)
あとはWEBサーバーに接続してhtmlやcssなどのファイルをアップロードすれば完了です。
最後にまとめると、
- WEBサーバーを準備する
- ドメインを契約してサーバーと紐付ける
- FTPツールでhtmlファイル等をアップする
以上、今回はWEBサイトをインターネット上に公開する方法になります。
次回は「サーバーとドメイン」についてお伝えしたいと思います。
▶ステップ7.サーバーとドメインの基礎(準備中)