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Webサイトの置き場所とは?
Webサイトを公開するには、まずWebサイト自体の置き場所(サーバー管理会社、もしくは自社や自宅など)を決める必要があります。
置き場所といってもわかりずらいかもしれませんが、Webサイトを家に例えるなら、置き場所とは土地(家を建てる場所)になります。ここでは、置き場所=レンタルサーバー会社となります。
Webサーバーとは?
置き場所を決めたら次にWebサーバー(ウェブサーバー)と呼ばれるサーバーが必要になります。Webサーバーとは、かんたんに言うとインターネットに接続されたパソコンです。このWebサーバーを自前で用意するか、レンタルされているものを利用するか決める必要があります。
※この記事では、レンタルサーバーを利用することを前提に説明していきます。
そして、用意したwebサーバーにWebサイトのもとになっているデータ(htmlファイルなど)を設置することで、インターネット上にいつでも、だれでも、閲覧できるWebサイトを公開することができます。
次にそのWebサイトの所在地を明らかにするため、ドメイン(住所のようなもの)を決めて取得する必要があります。ドメインの話をすると長く複雑な内容になるため、ここではかんたんに説明します。
ドメインとは、WebサイトのURL「http://●●●●.▲▲▲/」の●●●●.▲▲▲部分になります。この部分がWebサイトの所在地になりますので、Webサイトを公開するまでに決める必要があります。メールアドレスでいうと「taro@test.local」のtest.local部分がドメインになります。
最終的に用意したwebサーバーと取得したドメインの紐づけを行うことで、Webサイトがインターネット上に公開されます。
(参考情報)
私がWebサイト制作のお仕事をしている中でよく使っていたのは、下記のレンタルサーバーサービスです。
- さくらインターネット株式会社
- GMOペパボ株式会社(ロリポップ)
- エックスサーバー株式会社

また忙しい時間の中でWebサイトの運用をすることになると思いますので、作業も早く効率よくできた方がいいですよね?
ここまでがざっくりとした環境についての内容になります。
レンタルサーバーの選び方
次に、レンタルサーバーの選び方について説明します。
あなたが立ち上げようとしているWebサイトでは、どのような運用を想定しているでしょうか?
- ブログページを設けて定期的に記事をアップしていく
- 商品紹介ページを設けて定期的に画像をアップしていく
- WEB上の会社案内として長期間更新されない内容を公開していく
- ものを販売できるネットショップとして公開していく
ブログを運用する場合
もしブログページを設ける予定があれば、データベースも利用できるレンタルサーバーを選択してください。
ネットショップを運営する場合
またネットショップを運用していきたい場合も同様に、データベースが利用できるレンタルサーバー、もしくはネットショップ専用のレンタルサーバーを選択してください。
看板のように作りっぱなしで放置しておく場合
長期間に渡り更新する予定がないWebサイトの場合は、データベースが利用できないレンタルサーバーを選択することも可能です。更新など不要であれば、レンタルサーバーの費用が安いデータベースが利用できないプランで大丈夫です。
※ただし、データベースが利用できるレンタルサーバーの方が、将来的な拡張性があるためおすすめです。
上記の内容を踏まえて、あなたの目的に合ったレンタルサーバーを選択するようにしてください。
調査結果はこちらです→『レンタルサーバー3社(Xserver、ロリポップ、さくらインターネット)の応答速度を比較してみた』
ドメインの決め方
次にドメインの決め方についてお伝えします。
ドメインには特にこれはダメなどはないのですが、せっかく独自のドメインを取得するなら「こういうのがいいよ!」というものがあります。
それは次の特徴があるドメインになります。
- 文字数が少なく短いドメイン名
- 日本国内の法人であれば「.co.jp」ドメイン
- わかりやすい単語のドメイン名
- メールを使う場合や海外からのアクセスも欲しい場合は「英語ドメイン」
レンタルサーバーとドメインを契約することでメールアドレスも作成し利用できるようになるため、伝わりやすく、わかりやすく、入力しやすいドメイン名が理想です。
以上がWebサイトの環境を決める作業になります。
このレンタルサーバーはどうなの?とか、こんなドメインは取れるの?など、ご質問やお悩みなどがあれば、お気軽にお問い合わせくださいね!