美容室やエステサロンを経営している方が、どのようなWebサイトを作れば集客をしていけるのか?
今回はとある美容室のサイトを例に、サイト作成のヒントをお伝えします。
事例サイトの情報
まずはじめに、下記の内容を前提として進めていきます。
ターゲット選定
ざっくりですが、店舗名を既に知っている20代、30代の女性で、何かしらの理由で新しい美容室を探している方をターゲットにしています。
Webサイトへの集客方法
「地域名」+「ブランド名」での自然検索からアクセスを集めています。
検索キーワード対策として、他に「地域名」+「美容室」を想定しています。
コンバージョンの種類(目標)
Webサイト内に設置している「電話番号」及び「Web予約システムへのリンク」をクリック、もしくはタップすることでコンバージョンとしています。
ページ構成
ページの構成はシンプルで、トップページのほかにコンセプトページやメニューページ、スタッフごとのブログページが存在するだけです。
Webサイト公開後の成果
Webサイト公開後1年間のアクセス解析と発生した成果(コンバージョン)は次のとおりです。
※数字は見やすいように丸めてます
端末別アクセス数(ユーザー数)
スマートフォン | 4,000人 |
パソコン | 1,300人 |
タブレット | 110人 |
端末別アクセス割合
スマートフォン | 74% |
パソコン | 24% |
タブレット | 2% |
端末別CV数
スマートフォン | 580 |
パソコン | 70 |
タブレット | 10 |
端末別CV割合
スマートフォン | 88% |
パソコン | 11% |
タブレット | 1% |
圧倒的にスマートフォンからのアクセスが多いですね。これからわかるように、スマートフォン対応のWebサイトを作ることは大切です。
【補足】BtoBで事業を営んでいる方や、パソコンのように大きな画面のほうが見やすいコンテンツを扱っている方はこの限りではありません。
Webサイト制作時のポイント
今回特にお伝えしたい内容は、スマートフォンユーザーがコンバージョンに至った場所についてです。
そしてその場所はどこかというと、1つ目のコンバージョンである「電話発信」はトップページフッター内から、そして2つ目のコンバージョンである「Web予約への誘導」は、メニュー・料金ページ内のWeb予約ボタンからになります。
そのため、もしあなたが今後集客用のWebサイトを作る際は、次の点を考慮することをおすすめします。
- スマートフォン用のトップページ(全ページにあっても良い)に「電話番号」を表示して、タップで電話をかけられるようにすること
- Webからの予約や申し込みは、メニュー・料金ページから得られやすいのでページを作ること
- 大前提ですが、スマートフォンに対応したWebサイトを作ること
以上、事例からまとめた情報になります。参考にしていただければ幸いです。
コメント