最近、地元山形にもWEB制作を主な事業として運営する企業が増えてきました。
それに伴い、個人的に気になることがあります。
それはWEB制作の事業を生業にしている企業は、うまく事業化できているのかな?ということです。
この記事ではWEB制作の事業を継続していくために、絶対に必要だと考えられることについてお伝えします。
そのため、当記事の対象読者は「WEB制作事業部に所属している方、もしくはWEB制作事業を立ち上げた(立ち上げ予定の)経営者」となります。
WEB制作事業がうまく軌道に乗らない理由
うまく軌道に乗らない理由はシンプルです。次の3つだけだと思います。
- 低価格で受注している
- ストック収益を考えていない
- 業務フローが効率化されていない
低価格(低利益率)で受注するのは最初の頃だけで十分
WEB制作に限ったことではないですが、実績がない頃はどうしても実績を作る必要があるため低価格でも良いと思います。
ですがいつまでも、競合が安いからとか、値引き要求されたからという理由で安い見積もりを提出するのはやめたほうがいいです。正直、受注できたとしても利益率が低くて結果的に利益が残らない場合が多いです。
ちなみに私の経験上、過度な値引き要求や納期要求をしてくる方ほど後々工数がかかる場合が多かったです。なぜでしょうね?
ストック収益化は必須の課題
どんなに利益率が高いビジネスでも、ストック収益化されていないと売上や利益は従業員の作業量に比例して増減してしまいます。もし従業員が体調不良などで休んでしまうとその分の収益が減るということです。
これじゃ、事業は安定しませんよね。
ぜひストック収益化の仕組みを構築することをオススメします。
作業の整理整頓はやったほうが良い
上記の取り組みが終えたらあとは収益の最大化を行うのが理想です。
企業で働いていると稟議や各種申請書など収益にあまり関係のない雑務が多いのが事実。ですが、そのような雑務に使う時間を減らし、収益に直結する作業に時間を使うようにすることで収益の最大化が図れます。
ビジネスにも賞味期限があります。ぜひ稼げるときにガッツリ稼いで、また新たな事業の立ち上げに資金を回していくと行った流れを作りましょう。
事業の収益を安定させるために必要なこと
かんたんに言うと上記の反対ですね。
- 高単価で受注すること
- ストック収益の仕組みを作ること
- 受注から納品までの工程を最適化すること
これらを実現できれば案件をこなすに連れてどんどん事業の収益が安定していきます。
また事業を立ち上げる上で1番のオススメは、作業をすればするほどに資産が蓄積されていく事業を立ち上げることです。
つまり頑張れば頑張るほど将来の自分たちに収益として還元されていく事業が理想です。
例えば、会員制サイトの運営やオウンドメディアの運営、最近だとyoutubeチャンネルの運営などが挙げられますね。
しかし、事業を安定させることは難しい
言うのはかんたん。。。そうなんです。
事業を安定するのは大変と言うか、難しいです。現実的にうまくできていない企業の方が多いと思います。
私自身、サラリーマン時代に勤めていた会社でストック収益化の仕組みを作るのに何年もかかりました。
とは言っても世の中にはうまく事業化できているサービスがたくさんあるからすごいですよね。
ぜひあなたも事業を立ち上げる際は、高利益率でストック収益化ができ、そして効率よく回していけるサービスを作ることをお勧めします。
コメント