集客用ブログ記事を書く前に決めておく3つのこと
1.誰に向けた記事か?
これから書くブログ記事は、誰のために書くのかを強く意識することが大切です。もし集客のためにブログ記事を書くのであれば、その記事の内容はだれかの役に立つ内容じゃないと集客にはつながりづらいです。
とくにブログ記事として日記のような内容を書いているだけの方が多くいますが、それでは集客に結び付くのは難しいです。なぜなら、人が他人の趣味や日常に興味が持つことがあるとすれば、それは相手がアイドルや俳優などでよほど興味がある相手の場合くらいだからです。その日記が誰かの役に立つなら別の話ですが…
そのためブログ記事を書く前に、これから書く記事は、「どんな人」の、「どのような不満や悩み」を、「どのように解決する」のか、そして結果としてその人は「どんな状態を手に入れられるのか?」を考えて決めておく必要があります。
かんたんにまとめると
- 記事を読むのはどんな人?
- その人の不満や悩みはどんなもの?
- どのような解決方法を伝えるの?
- 結果として記事を読んだ人はどうなるの?
です。
2.タイトルに含めるキーワードは?
またブログ記事を読んでもらえるかどうかは「タイトル」に依存します。
どういうことかというと、ブログの記事を読むということは、誰かがあなたのブログサイトに訪問してくることが前提となります。
新規の訪問者であればSNSやGoogle検索などから、リピーターであればRSSやブックマークやメルマガからあなたのサイトに訪問してきますよね。新規にしてもリピーターにしても、まず目にするのは記事のタイトルです。
なので、これから書くブログ記事を読んでもらえるかどうかはブログ記事の「タイトル」次第ということになります。タイトルが目に留まりパッと見た瞬間に、「んっ、これは気になる」と思わせることができないと、記事本文へのリンクをクリックしてもらえなし読み進めてもらえません。
では具体的にどうすればよいのか?
まず記事を読んでほしい人っていますよね?「だれのための記事か?」で先ほどお伝えした人のことです。その人が持っている悩みや問題に関するキーワードをタイトルに入れることで、タイトルを見た時に興味を持ってクリックしてもらいやすくなります。
例えば、「実績が多くて評価が良いスクールで産業カウンセラーの講座に通いたいな」と考えている人がいるとします。その人はまずGoogleなどの検索エンジンで”産業カウンセラー講座 スクール 東京“などと検索すると思います。その時の検索結果に様々なWebサイト(ページタイトル)の一覧が表示されるのですが、そこに「受講者数5000人の実績。人気の産業カウンセラー講座は東京神田の○〇スクール」というタイトルが表示されればクリックされやすくなります。
このように検索者が興味のあるタイトルにすることが大切なんです。
また検索者が入力するキーワードがブログ記事のタイトルに含まれていることで、Googleでの検索結果に表示されやすくもなります。
このようにブログ記事を見てもらいたい人の立場になって考えることで、ブログ記事を読んでもらえやすいタイトルを作ることができます。
ちなみにこのブログ記事は、「ブログ集客初心者向け」に「ブログ記事の書き方」を伝えて、「集客に効果的なブログ記事をかけるようになる」という結果を提供することを目的としています。
3.読んだ人に最終的に何をしてほしいのか?(目標設定)
3つ目は、目標として訪問者が記事を読んだ後に、どのような気持ちで何をしたくなるのかを決めます。
理由は、これから書こうとしているのが集客用のブログ記事なので、そのブログ記事を読んだ結果として集客につながらなければ記事を書く意味がないからです。
また最終的な訪問者の行動を事前に決めておくことで、ブログ記事にストーリー性を持たせることが可能になります。
ストーリー性とは、最終的に訪問者がなぜそれをやる必要があるのかを、無意識レベルに伝えるための文章の流れになります。
この記事であれば、最終的な目標は「このブログ記事を今後ブログを書く際にまた参考にしよう!」と思ってもらうことをゴールとしています。
具体的なブログ記事の書き方
目次を作る
まずは事前に決めた目標を達成するまでの流れを踏まえて目次を作ります。
目次は箇条書きで書いて構いません。
ここで重要なのは各タイトルに対して、htmlのhタグを正しく設定することです。
例えば、「料理のレシピ」を記事とする場合下記のような構造にします。
- H1:懐かしいけど新しい触感のスパゲティの作り方
- H2:スパゲティの特徴
- H3:もちもち
- H3:ツルツル
- H3:濃厚
- H2:スパゲティの材料
- H3:パスタ
- H3:トマトケチャップ
- H3:ピーマン
- H3:バジル
- H3:玉ねぎ
- H2:スパゲティの作り方
- H3:具材の下ごしらえ
- H3:パスタをゆでる
- H3:炒める
- H3:特別な盛り付け
このようにhtmlのタグを正しく使うことでブログ訪問者が記事を読みやすくなるし、Googleからも良い評価をもらうことができます。
またあらかじめ目次を作っておくことで、記事全体の流れも把握することができるし文章も書きやすくなるのでお勧めです。
文字数を意識して文章を書く
ブログ記事の文字数ですが、ポイントが3つあります。
- 滞在時間をストレスなく長くする
- 読みやすい文章を心掛ける
- ライバルを意識する
滞在時間をストレスなく長くするとは?
訪問者がブログにアクセスしてきた結果、数秒後にブログから離脱(去って行く)した場合どんなことが考えられますか?
文章量が少ないから?
読みづらいから?
それとも興味がない記事だと判断したから?
理由は様々あると思います。また訪問者の滞在時間が短いブログ記事はきっと濃い内容では無いと考えることもできます。
Googleからしても、訪問者の滞在時間が極端に短いアクセスが多いと「このブログサイトは人の役に立っていない」と判断されてしまいます。そう判断されると検索結果の上位に表示されずらくなり、それに伴いアクセス数も無くなってしまいます。
そのため少しでも意味のある情報を伝えられるように、そして自然にストレスなく滞在時間を増やせるように、内容の濃いブログ記事を書きましょう。
私の場合ですが、ブログ記事を書くときは文字数は最低1000文字以上になるようにしています。とはいっても普通に書いてると1000文字は軽く超えるのであまり気にしていませんが(^^;
タイトルにひかれた訪問者は記事を見てもらいやすいので、最低でも1000文字くらいあれば滞在時間も自然と長くなります。
読みやすい文章を心掛けるとは?
ここでいう読みやすい文章というのは、そのままの意味です。
文字数を増やすために同じようなことを何回も書いたり、ムダに言葉を長くしたりして読みづらい記事にしないように気を付けましょう。
読みづらい文章だと、訪問者はストレスを感じてしまいすぐ離脱してしまいます。
また読みやすさにプラスするという意味で、見やすさも大切です。文章だけダラダラ書いてあっても文章好きな人は別として、読みたい、見たいとは思いませんよね?大学で作成するレポートをイメージしていただければ感覚がわかるかもしれません。
読みやすさも大切ですが、サブタイトルの下に関連するイメージ画像を使うなどして見やすさも工夫しましょう。
キーワードを確認する
文章をある程度書いた後に、記事を書く前に決めた「見てほしい人」の悩みや問題に関するキーワードが記事内に十分に含まれているかをチェックします。
とくに同じ意味なんだけど言葉が違う「単語」をあちこちで使用している場合は統一するようにしましょう。またタイトルに含めたキーワードも記事の文章内で使われていることを確認します。
訪問者は言葉一つ一つに無意識に反応しています。そのため記事を読んでいる途中で、無意識に違和感を感じて離脱してしまうのを防ぐためです。
心理学用語にペーシングという言葉があります。ペーシングとは相手の動きや言葉、考え方に自分も合わせることを言います。相手からすると、「自分と何か似ている」、「なんか落ち着く」といった安心感が感じられるため、ブログ記事でペーシングすることで訪問者は文章を読み進めやすくなります。
アイキャッチ画像を設定する
記事を投稿する前にアイキャッチ画像を設定することをお勧めします。
アイキャッチ画像とは記事の上部に表示される大きなイメージ画像のことです。アイキャッチ画像を表示することで、訪問者が記事を読んでくれる確率が大きく変わります。
特に出だしのキャッチコピーやイメージ画像はわかりやすくすることが大切です。
記事を仕上げる
最後に言い回しや文章のフォーマットを統一されているかチェックします。また、誤字や脱字がないかも確認するようにしましょう。記事を書いた後にしばらく時間をおいてから改めて記事を読んでみることで、違和感がある部分を見つけやすくなります。
記事の仕上げが終わったら、あとは公開設定を行うだけです♪
まとめ
このように集客用のブログ記事を書く場合は、様々なことを踏まえる必要があり難しく感じるかもしれません。
ですが、何記事も書いているうちに慣れてきますので、まずは数をこなすことをお勧めします。
そして自分の書いたブログ記事にアクセスが集まった時、なんとも言えない嬉しさがあります。自分の書いたブログ記事が誰かの役に立っている。そう思いながら、楽しみながらブログ記事を書いてみてはいかがでしょうか?
場合によっては、さらにうれしい結果が待っているかもしれませんよ(^^♪
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