この記事では、WEB初心者向けにSEOの基礎の基礎をまとめてます。
特に新人WEBディレクターさんには必須の内容です。
SEOの必要性とは?
Webサイトを制作しただけでは店舗を建てただけと同じことで、集客の仕組みを作らなければお客様は来店してくれません。
そこで集客(SEO対策)を行うのですが、これはまさにタウンページや専門誌に広告を掲載することに似ています。
SEO対策とは作成したWEBサイトにこのような集客の効果を付与することです。
SEO対策の基礎と言っても10分位で学べるようにまとめています。
SEOとは?
SEOは検索エンジン最適化の略のことです。
検索エンジンとはかんたんに言うとGoogleの検索機能のことです。
Googleの検索ボックスにキーワードを入力すると、検索エンジンは「Webページ」や「動画」、その他の検索結果を表示してくれます。
しかし、検索結果は1つ2つだけではなく、10件以上の一覧で表示されます。
その一覧の中であなたのWEBサイトを上位に表示することができれば、多くの見込み客をWEBサイトに誘導することができます。
Googleの検索機能の仕組みは、入力されたのキーワードに最も関連しているコンテンツを提供するために各Webページのコンテンツを使用して順位を決めます。
つまりSEO対策とは、このGoogleの検索順位付けであなたのWEBサイトをより上位に表示させるために行う施策のことなのです。
具体的な対策とは?
Googleの検索エンジンは、検索した人が望む情報にもっとも適したWebページを結果ページの上部に表示させようとします。
そのためにWEBサイトの管理者(制作者)ができる作業は次のとおりです。
HTMLタグを追加する
Googleの検索エンジンは、WEBページ上のHTMLタグを調べて掲載しているコンテンツの種類を識別します。
その中でも大切なタグが「title」タグと「meta(description)」タグ「h1」タグです。
このタグを設定する際に大切なのが「キーワードを考慮すること」です。
検索エンジンで検索した人は、自分が入力したキーワードと同じキーワードがWEBページのタイトルに使われていることで、検索した人が求めている情報だと認識しやすくなります。
そのため、WEBディレクターさんはWEBサイトを作成する際に、あらかじめ検索者が入力するキーワードを3つくらいまで想定する必要があります。
キーワードが決まったら、それらをWebページのtitleタグやh1タグ内で使用します。
その他にもコンテンツ内でキーワードを使用することをオススメします。
※キーワードを使いすぎないように注意しましょう
※もっとも気をつけたいのがimgタグのalt指定をきちんとすることです
titleタグ
titleタグとは、WEBページのタイトルになります。
検索結果の一覧にも表示される場合があります。
タイトル文字列のもっとも左側(最初のほう)でキーワードを使用しましょう。
タイトル文字列の長さは60文字が理想です。
meta(description)タグ
descirptionタグ(概要文タグ)は、検索結果の一覧に表示される場合があります。
検索した人は、検索結果のタイトルを見たあとにこの概要文を読む可能性が高いです。
そのため、検索者がクリックしたくなるような文章を設定しましょう。
ページの表示速度を早くする
ページの表示速度は重要なSEO対策の1つです。
Googleの調査結果によると、ページが表示される前にページから離脱してしまう確率は、ページの表示時間が1秒から3秒になると3割増加し、1秒から5秒になると9割増加するとのことです。いかに表示速度が大事なのかわかります。
もちろんページの表示速度がGoogleの検索結果の順位に影響することは言うまでもありませんね。
ページの表示速度を早くするためには、一般的に次のような対策を講じます。
- CSS、Javascript、HTMLを小さくする
- ブラウザキャッシュを利用する
- 画像サイズを最適化する
- 遅延読み込みを利用する
- リダイレクトをなるべく利用しない
- AMPを利用する
まとめ
SEO対策とは、WEBサイトという制作物自体の品質に対してそれほど関係ないように感じるかもしれません。
しかし、WEBサイトをなんのために作るのか?というそもそもの目的を考えることで、SEO対策は必要不可欠の作業になります。
せっかく制作するWEBサイトなので、ぜひ検索結果の上位に表示されるようにして成果に結びつけて頂ければと思います。
コメント