カスタマージャーニーの作成例

カスタマージャーニーの作成例

Webサイトを作成するにあたり、どのようなページを用意するのか?どのようなコンテンツを掲載するのか?といったことを決める必要があります。

具体的にはコンセプトワークで決めた具体的な顧客をイメージし、その顧客がどのようにWebサイトに訪れ、どのようにページを閲覧して行き、最終的にどのような行動をとるのかまでのストーリー(カスタマージャーニー)を作ります。

目次

カスタマージャーニーの作成例

栃木県にあるオートキャンプ場施設のWebサイトを設計する場合を例として説明します。

  1. 埼玉県に住んでいる35歳の男性Aさんが、職場の同僚と休み中の過ごし方について話をしている中で、家族でキャンプ場に行っているという話を聞くことができた。
  2. そこでAさんはキャンプについて興味を持ち、本屋でキャンプ関連の雑誌を購入する。
  3. ある程度キャンプについて知識を得た結果、近場にあるファミリー向けかつ、初心者向けのオートキャンプ場についてインターネットで情報収集をはじめた。
  4. 雑誌でお勧めのキャンプ場を何点か事前に決めており、Yahoo検索で「○○キャンプ場」と検索をした。
  5. 検索した結果、「○○キャンプ場の公式Webサイト」を見つけてページに移動した。
  6. ○○キャンプ場のWebサイトを表示すると、トップページに親子でキャンプを楽しんでいる写真が表示された。
  7. キャッチコピーには「首都圏から車で1時間半!親子で1日中楽しめるキャンプ場です!」と表示されている。
  8. 子どもの遊ぶ遊具や温泉施設などがあるか気になり施設案内ページを表示した。
  9. 施設案内の情報を収集した結果Aさんは「ここのキャンプ場だと妻も子どもも楽しめそうだ」と思った。
  10. そして他のお客様の口コミが気になり、「ご利用者様の声ページ」を見つけてページを移動しました。
  11. ご利用者様の声ページでは、ファミリーでキャンプを楽しんだ方の感想が掲載されており、Aさんは感想内容を見た結果、自分たちもこのような体験ができるのではないかと想像する。
  12. 次にキャンプ場の所在地を確かめるためにアクセスページに移動した。
  13. 最後に料金ページで料金を確認して、ブラウザのお気に入り(ブックマーク)に○○キャンプ場を保存した。
  14. 後日、Aさんは奥さんに○○キャンプ場の説明をして、一緒にWebサイトを一通り閲覧した。
  15. 最終的に○○キャンプ場に行くことを決めて、予約状況(サイトの空き情報)が確認できるページで、キャンプに行く予定日が空いているのを確認して予約を行った。

以上ざっくりとしてますが、Aさんのストーリーになります。

このようにお客様のストーリーを考えることで、作ろうとしているWebサイトにどのようなページが必要になるかを洗い出せます。

必要なページの種類

また今回のストーリーからは、次のようなページが必要になると考えられます。

  • コンセプトを伝えるためのトップページ
  • 施設の説明をするための施設案内ページ
  • ご利用者様の感想を掲載するためのお客様の声ページ
  • 所在地を確かめるためのアクセスページ
  • 料金体系を伝えるための料金案内ページ
  • 予約の空き状況が確認できる予約状況確認ページ

さらに当たり前のことですが、Webサイトに掲載されていない情報に関してお問い合わせしてもらうために、お問い合わせ先の電話番号やメールフォームを設置する必要があります。

この作業を行うことで、よりお客様目線のサイト設計を行うことができます。

以上がWebサイトで最低限必要になるページをお客様目線で決める作業になります。

ぜひお客様の立場に立ったWebサイトを設計してください!

 

 

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