Sum 人生が変わる伝え方
先日ひさしぶりに本屋さんに行ってきたんですが、「伝え方」に関する本がだいぶ増えてるような気がしました。
youtubeが流行ってきてるのでその影響もあるのかなと思ったのですが、それにしても目立ちました。
そこで今回は私が会社員時代から意識している「伝え方」についてお伝えしたいと思います。
このページを見ていただくことで、明日からすぐに実践できる「情報の伝え方」を手にしていただけると思います。
まず大前提として「伝えたい内容は100%相手に伝わらない」というものがあります。
いきなり100%伝わらないって言うのもあれですが、実際、本当に伝わらないものなんですよ。
伝え方の3つの習慣
あなたも思いあたることはありませんか?
「何回も同じこと言わせないでよー」とか、
「さっきそう言ったじゃん!」とか、
「こいつ人の話聞いてないな」とか。
こういうのはしょうがないんです。
伝わらないのが普通なので。。。
ですが、仕事でこんなことが頻繁に起きたら大変ですよね?
そのため僕は他人とやり取りする際に心がけていることが3つあります。
その3つとは、
- 「目的や意図を先に伝える」
- 「複数の情報を合わせて提示する」
- 「伝えたことを確認する」
になります。
この3つを伝え方の習慣としてからは、だいぶコミュニケーション上のストレスが減りました。
それでは1つずつ説明しますね。
1.目的を先に伝える
1つめの目的を先に伝えるとは、これから伝えようとしていることが何のために必要なのかを伝えるということです。
目的をあらかじめ共有するといったほうが正しいかもしれません。
以前僕がWEBディレクターとしてお客様のWEBサイトを作っていたときに、デザイナーさんに対してテーマカラーを赤色にしてほしいと伝えたことがありました。
しかし、結果としてレンガ色っぽい赤だったり、ピンク色だったりと意図していた赤色とは違う色になってしまうことがありました。
そこで気づいたのですが、目的を共有していなかったために、意図した色になっていないことがわかったんです。
ちなみにその時の赤色とは、お客様が農園系だったので美味しさが伝わるような赤色のことを意図していました。
その後、デザイナーさんに目的や意図を伝えることで想定通りのテーマカラーでデザインが仕上がってきました。
他人とやり取りする際はこのように、あらかじめ目的や意図を先に伝えることでより情報が相手に伝わりやすくなります。
2.複数の情報を組み合わせて提示する
次に2つ目の、複数の情報を組み合わせて提示するについてお伝えします。
これは例えばですが、口頭で何かを話すだけではなく、関連する資料や写真なども一緒に相手に提示するということになります。
口頭だけだと言った言わないの話になってしまうし、相手からすると何のことを指して言っているのかわからない場合もあるからです
例えばですが、結婚式の衣装をレンタルする際に、お店の人に「新作の赤いドレスをレンタルしたいです」とだけ伝えるよりは、その赤いドレスの写真を合わせて「この赤いドレスをレンタルしたいです。」と伝えるほうが間違いなく伝わると思いますよね?
このように伝えたいことがある場合は、関連する情報も合わせて相手に与えることでより正確に情報を伝えることができます。
この複数の情報を組み合わせて伝える方法は、誰かにメールを送るときや商品を宣伝する際にも応用できると思います。
ちなみに当記事でも複数の情報を合わせて表示しているのがわかりますか?
3.伝えたことを確認する
では次に3つめの「伝えたことを確認する」になります。
これは相手に何かしら情報を渡したあとに、「いまので伝わりましたか?」とか「ここまで何かご不明な点はありますか?」などの質問を投げかけるというものになります。
このように確認を問いかけることで、相手に正しく伝わっているかとどうかや、相手がまだ疑問に思っていることを明確にすることができます。
ちなみにこの確認の問いかけですが、まれに相手からのフィードバックにより自分自身がわかっていなかったことにも気付ける場合があるのでおすすめです。
以上、私が人とやり取りする際に心がけている「伝え方の3つの習慣」になります。
ぜひ、明日からあなたの生活にも取り入れてみてはいかがでしょうか?
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