無償で利用できるグループウェアである「グループセッション」をサーバーにインストールすると、初期の状態ではURLが「http(s)://ドメイン名:8080」になると思います。
このとき、8080ってじゃまじゃないですか?
なので、この8080をとった状態でアクセスしてもグループセッションが利用できるようにする方法をまとめました。
この記事はCentOS7上で動作させたグループウェア「グループセッション」を8080無しでも利用できるようにする手順を紹介します。
グループセッションのURLから8080をとる方法はこちら
まずはグループセッションを表示できるようにする
ここではCentOSのインストール方法やグループセッションインストール方法は割愛しますね。
下記の公式サイトを参考にグループセッションを利用できるようにします。
https://groupsession.jp/support/setup_linux.html
ちなみにSSLが有効でも無効でも(http://でもhttps://でも)どちらでも大丈夫です。
グループセッションのURLから8080を無くす
URLに8080が無い状態でもグループセッションを利用できるようにします。
Tomcatの設定ファイル「(例)/usr/local/java/apache-tomcat~/conf/server.xml」を開き、下記の定義があるかを確認します。なければ追記してください。
<Connector port="8009" protocol="AJP/1.3" redirectPort="8443" />
次に「/etc/httpd/conf.d/httpd-proxy.conf」を作成します。
中には以下のように記述します。
<Location />
ProxyPass ajp://localhost:8009/
</Location>
ファイルを保存したら、httpdとtomcatのサービスを再起動します。
たぶん下記のコマンドでサービスの停止、起動ができたはず。。。
(例)systemctl restart httpd
(例)/usr/local/java/apache-tomcat~/bin/shutdown.sh
(例)/usr/local/java/apache-tomcat~/bin/startup.sh
これで8080が無いURL「http://ドメイン名/gsession」にアクセスすることでグループセッションが利用できるようになります。
以上がグループセッションを8080の無いURLで利用するための方法になります。
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